2019年03月29日 1569号

【首都圏 大好評の駅前アクション ジュゴンシールで海を取り戻す】

 東京・足立区の北千住駅前には、県民大会の模様を同時中継するパブリックビューイングを設置。「美(ちゅ)ら海埋立てやめて!」のバナーを背に、三線(サンシン)を弾きながら、「民意がはっきり示されたのに工事を進める。これって本当に民主主義国家でしょうか」と訴え、「辺野古新基地NO!」署名への協力を呼びかけた。

 「私、嘉手納の出身なんです」と言い署名する若い女性、「大事なことをやってますね。どこに書けばいいですか」と話す中年の夫婦、「ニュース見てるけどひどいね」と声をかけてくる人。マイクを握る手にも力が入った。

 横浜・鶴見駅西口では「辺野古の海を埋め立てないで!鶴見駅前アクション」が行われ、約20人が参加した。

 ジュゴンとアベシンゾーが登場し、「大浦湾には軟弱地盤があり、工事には何十年もかかります。私の餌場を守ってください」「県民投票の結果を真摯に受けとめ(=受け流し)、県民と全力で対話(=対決)しています」と掛け合い。模造紙上の茶色く埋め立てられた辺野古の海にジュゴン・シールを貼ってきれいな海を取り戻す「美(ちゅ)ら海埋めるな」アクションは大好評で、バギーの子どもたちや小中高生が「こんど沖縄に修学旅行に行く」「このあいだ美ら海水族館に行ってきました」と言いながら次々にシールを貼っていく。100枚ほどのシールが茶色を消し、あっと言う間に海は元に戻った。

 最後は『大きなうた』の替え歌で「ジュゴンのー 海だよー サンゴのー 海だよー 豊かなー 海だよー 埋めてはー ダメだよー」と歌った。



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