2019年03月29日 1569号

【大阪・枚方 県民大会と同時に集会 3月25日も声上げる】

 沖縄県民投票に連帯する枚方(ひらかた)市民投票実行委員会は、県民大会と同時刻に集会を持ちました。

 沖縄の基地を考える会の賀数勝次さんは「戦後、銃剣とブルドーザーで土地を奪われ基地ができた。どれだけ民が苦しめられてきたか、少年時代に目の当たりにしてきた。何十年たっても忘れられない。沖縄は燃え尽きることはない。今回の県民投票で若者たちが立ち上がった。次の時代に何をつなげていけるのかに、私は力を注ぎたい」と静かな中にも力強く語ります。

 市民投票の交流では「中高生がたくさんやってくれた。いつもの署名とは違い、話しやすかった」「エイサーの太鼓と踊りで注目された」「街頭行動で二人も沖縄出身大学生に会い、うち一人は友達に投票を呼びかけてくれた」とうれしい感想が続出。

 集会には市民投票初日に知り合った大学生も参加。「市民投票のとき、沖縄の基地のことを尋ねたら、スタッフの方が丁寧に教えてくれ、辺野古の基地はいらないことがわかった」と感想を述べました。若者たちとつながりができ、みな元気がでました。

 民意に反して新たな区域に土砂投入が狙われる3月25日は、枚方市役所と楠葉(くずは)地域のスーパーの前で抗議の声をあげよう!と決めました。

(枚方市民投票実行委員会・戸川悦子)

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