2019年04月05日 1570号

【民主主義破壊 極まる/「沖縄は国内植民地」/土砂投入中止求め都内で集会】

 民主主義の破壊と沖縄の人びとの自己決定権剥(はく)奪を許すまいと3月25日夜、都内で「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会などによる集会が開かれた。

 オール沖縄会議共同代表の稲嶺進さん(前名護市長)がかけつけ、「米軍統治下の27年間より今はひどい。沖縄は国内植民地同様の扱いだ。植民地政策はアメとムチの政策、分断の政策。それが現に行われている。『沖縄には沖縄の、国には国の民主主義がある』という岩屋防衛相発言は差別以外の何ものでもない」と糾弾。「一日も早く目覚め、真の民主国家としてアジアをリードする日本をつくるための運動を続けよう」と呼びかけた。

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