2019年05月17日 1575号

【5月1日は労働者の日だ/第90回メーデー開く/「代替わり」に抗して日比谷6千人】

 5月1日、憲法の政教分離原則違反の「新天皇即位」儀式があった皇居宮殿にほど近い東京・日比谷野外大音楽堂に6千人の労働者が集った。

 「8時間働けば暮らせる社会を」「外国人労働者との連帯・共生を」などのスローガンを掲げた第90回日比谷メーデーは『インターナショナル』の歌声で開幕。

 「天皇の代替わりと騒いでいるが、アルバイトの店員さんの要望で10連休中も営業を決断した事業主もいる。こうした貧困や格差を放置して何が新しい時代か」(代々木公園の中央メーデー実行委員会の連帯あいさつ)「きょうは誰が何と言おうと労働者の日、労働者が社会の主人公であることを宣言する日だ。労働者・市民は天皇の臣民ではない。“新しい時代に新しい憲法を”ととんでもないことを言っているが、百歩譲って“新しい時代”とするなら、まず安倍政権を新しくしなければならない」(5・3憲法集会実行委員会の菱山南帆子さん)などの発言が続いた。

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