2019年06月14日 1579号

【Xバンドレーダー基地撤去へ 250人が沖縄・韓国連帯で行動】

 6月2日、「東アジアの平和を!辺野古埋め立てを許さない!米軍Xバンドレーダー基地撤去!総決起集会」(米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会主催)が基地近くの京都府京丹後市久僧(きゅうそ)公民館で行われ、地元と関西各地から250人が結集した。

 主催者あいさつで大湾宗則代表世話人は「米軍Xバンドレーダー基地が自衛隊基地(舞鶴、福知山、饗庭野〈あえばの〉)と一体となり、戦争の危機を高めている。韓国、沖縄の運動と連帯して東アジアの平和をつくろう」と強調。地元住民でつくる「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」から、「命続く限り、米軍基地をなくすまで闘う」(増田光夫代表)「交通事故を起こしても報告もしない米軍を容認する行政に抗議の申し入れをしている」(永井友昭事務局長)と現地報告を受けた。

 沖縄・辺野古埋め立てにカヌーで闘う辺野古ブルーのキム・チミョンさん、韓国・サード反対ソソンリ総合状況室キム・ヨンジェさんの連帯発言も。20人が駆けつけた全交の山川義保共同代表は「『グローバル軍事同盟』をうたう戦争勢力に国際連帯で闘う」とアピールし、済州島の反基地運動とも連帯するスピーキングツアーも紹介。参加者は基地ゲート前を通るデモ行進で抗議の声を上げた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS