2019年07月05日 1582号

【来夏 老朽原発稼働、アカンデン/関電株主総会 会場前で宣伝行動】

 関西電力の株主総会が6月21日、大阪市内で開催された。G20サミットの大規模な交通規制による混乱を避けるため、例年より1週間早い開催だ。関電は来夏に40年を超える老朽原発の再稼働を狙っている。ZENKO関電前プロジェクトは株主に直接、再稼働反対の声を届けようと宣伝行動を呼びかけた。参加者は約40人。心配した雨も降らなかった。

 マイクでアピールを始めた途端、複数の警備員がすぐさま「近所迷惑だから辞めて下さい」と妨害してきた。実際に苦情があった訳でもないのに圧力をかけてきたのだ。確かに会場に隣接してはマンションがある。早朝からの大音量の訴えには配慮が必要かもしれない。だが、危険な老朽原発の稼働を止める重要な意味もある。コール・替え歌・スピーチ、そして株主にビラを渡しながら総会が始まる10時まで約2時間訴え続けた。容赦いただけたことと思う。

 その後、近くの駅で脱原発の署名行動を行った。老朽原発稼働の危険性を訴えると、ビラの受け取りはよかった。やはり、市民の関心は高いのだと改めて思った。

 関電・安倍に負けないぞ。原発を諦めさせるまで闘い続けよう。

(ZENKO関電前プロジェクト・安井賢二)

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