2019年08月02日 1586号

【社民党比例・大椿ゆうこさんを心から応援 私自身が変わった!】

 大椿ゆうこさんとは3年ほど前に出会っている。悪質なセクハラ事件抗議の行動に参加した大椿さんは、自身がセクハラの被害を受けた当事者になりきって会社に抗議。以来忘れられない人になった。

 立候補決断に至った出来事の一つ、過労死家族と一緒に傍聴した高度プロフェッショナル法案の通過時、うれしそうに賛成票を投じる自民党議員の姿に自分のような立場のものこそ国会に行くべきだと思ったという。

 「首を切られた元非正規労働者で自己責任という言葉をシャワーのように浴びてきた私。働く人の4割も占める非正規労働者、過労死、パワハラは国の労働政策が生んだもの。決して自己責任なんかじゃない。あなたも声を上げて私と闘いましょう!」。街頭での訴えは当事者ならではの言葉であり、若い人も注目していたように思う。

 車いすの友人と共同生活をし、障碍(がい)者問題にもとことんかかわっている。心から応援したい候補者になった。

 チラシのポスティング、電話かけだけでなく、街頭宣伝でも通行人に声をかけ、投票をお願いした。「へー、首を切られた方が立候補、それはすごい」「非正規は絶対だめよ、彼女に入れる」。街頭で一人一人に対話で積極的に投票を呼びかけることができるようになった。地方選から参院選と連続して闘って、私自身が変わったと思った。

(全交兵庫・三橋英子)

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