2019年10月11日 1595号

【横浜 市民だました林市長はリコールだ カジノいらない鶴見のつどいへ】

 8月22日、林文子横浜市長はそれまでの「白紙」から一転、カジノを含むIRの誘致を発表。2年前の市長選で「白紙に戻す」として当選し、市民をだました市長に怒りが高まっています。

 平和と民主主義をともにつくる会・かながわは市長リコールを訴え、「受任者」登録を開始しました。

 9月20日、市長による誘致関連補正予算2億6千万円を市議会で強行決定。議会のはじまる前、市民650人は市庁舎を取り囲み、撤回を求めました。6か月のお子さんを連れて参加していた鶴見区在住のお母さんは「カジノは反対が多いのに強引に進めている」「横浜にカジノはあわない」と。会通信読者になることやZENKO新署名もお願いできました。

 9月23日、鶴見区で「カジノ誘致反対市民集会」がもたれ、ともにつくる会は司会をつとめるなどスタッフとしても参加。約300人の参加がありました。現在、市民団体や政党などの間で、市長リコールか、住民投票条例制定か意見が分かれています。私たちは、リコールを主張して運動を盛り上げつつ、一致した方向を探っています。集会では、静岡大の鳥畑与一教授が海外の例もあげてカジノでは地域が活性化しない根拠を詳しく述べられ、力をもらいました。

 終了後、駅前でシール投票、チラシ配布、受任者登録などそれぞれの団体が思い思いアピールしつつ、全体としてまとまって市民に訴えることができたのが良かったです。

 私たちともにつくる会は10月5日、依存症に警告を発している越智祥太医師を招き、「カジノいらない鶴見のつどい」をもちます。カジノ反対、税金は市民生活へ!を幅広く訴えていきます。

(平和と民主主義をともにつくる会・かながわ 佐藤悠子)

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