2019年10月18日 1596号

【地域の声を力に変える 東京・足立区 中小企業の苦境を聞き 署名やニュース読者も】

 東京・足立区では、平和と民主主義をともにつくる会・東京が「足立区議・土屋のりこ通信」やZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の「軍事費を社会保障へ」署名を手に戸別訪問行動に取り組んでいる。

 9月29日午後、ともにつくる会メンバーら10人4チームで足立区千住地域を戸別訪問行動。82軒を訪れ、13人と対話できました。なかには30分も話せた方が2人ありました。軍事費を社会保障へのZENKO新署名4筆、土屋のりこ通信読者となることの了解が6人の好反応でした。

 千住地域は中小の事業所が多い町です。従業員4人とカメラ部品を扱う事業主(80歳代男性)は「この辺では中小企業はつぶれて靴屋は(大手の)ハルタくらいしか残らない。消費税は反対、残業も増えている。会社を維持することで精一杯。介護保険料・国保保険料が高いのは打撃だ」と応じ、地域の意見集約アンケートや土屋のりこ通信の読者カードにも記入してくれました。千住に開設予定の低所得者が食料を受け取れるフードパントリーを説明すると、「聞いたことがある。周りの人に声かけはします」と協力が得られました。

 一戸建てに在住の方は「最近は旅行に行かなくなった。消費税上がって食費をけずる。以前土屋のりこ通信見たことある」。新署名、読者カードに記載してもらいました。

 訪問行動を終えての交流会で、改善点の意見交換しました。「玄関に出てきてもらうための出だしの語り、『足立区議土屋のり子事務所の○○です。ごあいさつにうかがいました』は良いと思う」「千住関屋町で新しくフードパントリーを準備していることやボランティアを求めているという訪問の趣旨が伝わり、次の話題(署名やニュース読者)につながる」と意見が出されました。また、「この活動は多くの人を誘ってできる取り組み。地域を変える民主主義的社会主義の政策を直接語る活動になる」との声も。

 次回10月13日は、訪問マニュアルをもっとブラッシュアップすることになりました。

(平和と民主主義をともにつくる会・東京 藤平輝明)
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