2019年10月18日 1596号

【改憲発議を必ず止めよう 増税よりも被災地支援 10・4臨時国会開会日に議員会館前行動】

 10月4日開会した第200臨時国会。開会日行動(安倍9条改憲NO!全国市民アクション、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の共催)には議員会館前に約450人が結集し、「改憲阻止」「消費増税絶対反対」などを訴えた。安倍政権は、12月9日までの今臨時国会で憲法審査会を動かし、改憲発議と国民投票のための地ならしを狙っている。

 「改憲発議を必ず止めよう」「増税よりも被災地支援」「軍事費よりも暮らしに回せ」「韓国敵視をあおるのやめろ」「辺野古に基地は作らせないぞ」「原発マネーの徹底究明」―問題だらけの安倍政権に怒りの声がぶつけられた。

 総がかり行動実行委員会は「韓国・朝鮮・中国と対立してどうして明るいアジアが切りひらかれるのか。安倍政権では絶対だめだ」と内閣打倒を呼びかける。

 国会議員が次々に訴えた。共産党からは参院議員全員が参加。小池晃書記局長は「国会を開かず消費税を上げておいて、開いたら今度は改憲だ。“憲法論議はするな”が民意ではないのか。野党共闘から野党の連合政権をめざそう」と決意を述べた。「情報を隠し、うそをつき、改ざんするのが安倍のやり方。国民は3分の2を割らせて、発議をさせない意思を示した」(立憲民主党)、「空前の収益を上げているところから応能負担で税金を取ることこそ重要。衆院選では野党一本化を」(社民党)と続く。

 「沖縄の風」の伊波洋一参院議員は「南シナ海に自衛隊が入り、戦場にしかねない状況だ。衆院選ではオール沖縄のように闘い、軍拡・改憲阻止を」と訴えた。

 主催者からは、安倍9条改憲NO!3000万署名の継続、10月19日の国会議員会館前行動、11月3日の憲法集会in国会正門前への参加が呼びかけられた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS