2019年10月25日 1597号

【11・4団結まつりへスパート  戸別訪問活動と結んで】

 11・4団結まつり第3回実行委員会が10月12日、大阪市内で開かれた。

 10月ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)沖縄参加団からは、米軍車両の本部(もとぶ)港使用を座り込みで阻止した現地の闘い(9/17)を受け、新基地建設と中距離ミサイル沖縄配備を止めるための継続した連帯が呼びかけられた。

 当日企画では、恒例の餅つき、綱引き、署名テントなどに加え、新しい試みとして模擬店でのリユース食器利用の説明があった。

 本番まで3週間。参加を大きく広げるための交流も行われた。まつりには初参加の、「猫が幸せに暮らせる社会は人にも優しい。だから戦争に反対、原発にも反対」という肉球新党メンバーも、約10人が当日参加予定と報告した。

 今年の組織化の特徴は、大阪市をはじめ、枚方(ひらかた)市、寝屋川市、茨木市など各地の市民の会が地域の戸別訪問活動でチケット販売を伸ばしはじめていること。

 平和と民主主義をともにつくる会・大阪は、実践している語りかけの言葉を紹介した。「団結まつりは不公平がまかり通る政治に対して、人らしく生きられる社会を求めて、毎年市民の力で手作りで創るまつりです。沖縄や韓国で基地建設に抵抗しているゲストの皆さんのお話も聞けます。市民どうしの交流でともに平和を創れば、軍事予算なんかもっと減らして子育てや若者支援、介護、年金に回せます。模擬店も充実して一日中楽しめます。ご参加いかがですか」。全地域でこうした取り組みを強めていく。

 最終実行委員会は10月27日(土)16時から、城東区・LAGセンターで行われる。
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