2019年11月01日 1598号

【自衛隊をホルムズ海峡に行かせるな とめよう戦争への道 関西の集いに720人】

 10月20日、大阪市内で「とめよう戦争への道 めざそうアジアの平和 2019関西の集い」が開かれ、720人が「海外派兵反対、改憲を断念させよう」と声を上げた。

 集会の発言者はこぞって直前18日の安倍政権によるホルムズ海峡派兵決定にふれる。「安保法制下の大軍拡」と題して講演した東京新聞・半田滋さんは「狙いが多国籍軍参加であることは明らか。PKOなどこれまでの自衛隊海外派遣は少なくとも法律に基づいていたが、防衛省設置法の『調査・研究』という今回の派遣は国会承認もない。法の支配の底が抜け、人の支配=専制支配そのものだ」と厳しく批判。一連の自衛隊の活動拡大を説明し、「安倍改憲で憲法に自衛隊が書き込まれれば、フルスペックの集団自衛権行使をはじめその権限が圧倒的に強化される。もはや政権交代しかない」と結んだ。

 また、昨年末衆院沖縄3区補選で当選した屋良朝博さんは「日米地位協定の抜本的見直しを」と講演し、「沖縄に海兵隊はいらない。海兵隊をなくせば、普天間基地も辺野古もいらない」と訴えた。

 集会は、大阪総がかり行動実行委員会の「輝け憲法!いかそう9条!11・3大阪総がかり集会」(13時半、扇町公園)、関西生コン労組の弾圧を許さずあたり前の市民運動・労働運動守る「11・16全国集会」(14時、西梅田公演)などを呼びかけ、デモで市民にアピールした。





東アジアの平和を 米軍Xバンドレーダー基地撤去へ 京都

 10月19日、京都市内で米軍Xバンドレーダー基地(京都府京丹後市経ヶ岬)撤去へ京都集会&デモ。「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」永井友昭さんが11月10日、現地で行う「米軍基地いらんちゃフェスタ」への参加を呼びかけた。

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