2019年11月08日 1599号

【関電の原発マネー不正還流を告発 キックオフ集会開催 告発人の募集へ】

 10月24日、「関電の原発マネー不正還流を告発する会」告発人募集説明会・キックオフ集会に参加しました。急遽開催の集会でしたが、会場一杯約60人。マスコミ含め多くの方が集まりました。

 まず、「関西電力の巨悪を明らかにするために あなたも告発人になってください」「不都合な真実を隠ぺいさせず、検察に関電役員らの犯罪行為を起訴させるには、広範な市民の声が必要」とする呼びかけ文を代理人の河合弘之弁護士が説明。「今わかっているのは氷山の一角。原発を稼働させるにはさらに巨額のお金がなければならないことを明らかにし、危険な原発を止めたい」と強調しました。

 この問題が世に出るきっかけとなった内部告発文書が届いた一人、若狭で反原発の闘いを続ける中嶌哲演さんは「この告発を、原発地元と大阪など原発電気大消費地をひっくるめた共闘とし、大きな反原発の力になることを期待したい。今こそ連帯する時だ」と訴えました。

 11月25日を第一次締め切りとし、最低でも千人の告発人を集めようと呼びかけ。会費一口1000円の案に、「主婦感覚からすれば500円」との会場の意見があり取り入れられました。より多くの人が関わっていくきっかけの一つになれば、と思いました。

◆入会など詳細はhttp://kandenakan.html.xdomain.jp/

(全交関電前プロジェクト・安井賢二)

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