2019年12月27日 1606号

【軟弱地盤に基地はできない―辺野古 土砂投入強行1年 防衛省前抗議アクション】

 12月13日、安倍政権・防衛省による辺野古の海への土砂投入強行から1年。東京でも「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」主催の防衛省前抗議アクションに多くの市民が結集し、怒りの声を上げた。

 主催者が「工期・工費不明の公共工事はあり得ない。防衛局は発泡スチロールの『軽量盛土』工法を提案。分厚いコンクリート、化学薬品を支えられない。でたらめだ」と糾弾。ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんが沖縄から「非暴力の抵抗で1日3回しかゲート搬入させない実績を作った。沖縄は精いっぱい闘っている。ヤマトの地で足元から運動を作り、点を沖縄と結ぶ線・面へ広げ、断末魔の安倍政権を打ち倒そう」とメッセージを寄せた。

 カヌーチーム辺野古ぶるーのメンバーは「12・3海上大行動に66艇のカヌーが結集し、琉球セメント安和桟橋からの赤土搬出作業を断念させた」と陸と呼応した海の闘いを報告。正門外に防衛省担当者を呼び出し、申入書を読み上げて建設中止を迫った。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS