2019年12月27日 1606号

【東アジアの平和を創り出す 韓国・沖縄民衆との連帯、戸別訪問活動から 2020ZENKOin大阪へ】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)全国実行委員会が12月15日、東京・大阪・沖縄を結んで開かれた。

 11月30日から12月8日まで全国7会場で行われた韓国と沖縄連帯のスピーキングツアー集会は、ツアーでは過去最大の参加者となった。各地の戸別訪問と一体の働きかけなどによる大きな成果だ。

 直近の情報として、済州(チェジュ)の市民活動家ノ・ミンギュさんの第2空港(基地)反対断食闘争に連帯して新たなハンストが開始。済州道議会特別委員会は住民の意見を踏まえずには空港関連予算を執行しないと決め、国会も空軍の部隊設置予算を削減したとの報告に拍手が湧いた。

 国内外とりわけ沖縄情勢を確認。辺野古への土砂投入から1年で全体の1%分しか進んでいないこと、土砂が申請通りの岩(がん)ずりではなく赤土であることが大手メディアでも報道された。さらに現地と連帯した闘いが求められる。

 2020年春季方針では、1月日韓ユース参加団in済州、2月25〜29日の「あつまれ辺野古連続5日大行動」を皮切りに、5月韓国訪問、5〜6月スピーキングツアーを準備。引き続き東アジアに平和を創り出す取り組みを広げ、7月2020ZENKOin大阪を呼びかけていく。

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