2月13日、都内で「自衛隊のイラク派遣NO! STOP!有事法制」を掲げた「守ろう!平和といのち 2・13大集会」(主催・同実行委員会)が開催され、1万2千人が参加した。
占領反対のプラカードを持つ参加者(2月13日・東京)
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主催者あいさつに立った「戦争反対・有事をつくるな・市民緊急行動」の土井登美江さんは「小泉は嘘を重ねて自衛隊を派兵し、居直り続けている。派兵は米軍の占領政策への加担。占領の即時停止を求める3・20世界同時行動へ運動を広げよう」と訴え。「チャンス!」の星野ゆかさんは「インド・ムンバイで開かれた世界社会フォーラムでは世界中の人々が声と声、顔と顔を合わせてイラク占領反対の運動を展開しようとしていた。私たちは少数派ではない。声を上げていくことで世論は変えられる。世界の人とつながった運動をひろげましょう」と国際的な運動との連携を強調する。
共産党・社民党に加え、民主党の議員も顔を見せ、院内外での共同の運動を呼びかけた。戦争動員体制にたいして職場から闘う決意を示したのは全国港湾労働組合協議会の星野徹さん。「自衛隊はイラク向け軍事物資を室蘭から運び出そうとしている。市議会の決議に背く暴挙だ。港湾で働く者として、軍事物資の荷役にはノーと現地の行動を展開して闘う」
3月20日の全世界共同行動にむけて「全国津々浦々で一斉に行動を」「日比谷野外音楽堂に集まろう」「イラクへの無法な占領をやめさせるために、世界中の人たちとともに闘い続ける」と呼びかける集会宣言を全体で採択した後、3コースに分かれてデモ行進を行った。