2006年08月04日発行947号

【京都・向日市民の会結成 今秋に署名運動へ】

 7月22日京都府向日市内で、「無防備平和都市条例をめざす向日市民の会」が結成された。

向日市民の会結成集会(7月22日)
写真:向日市民の会結成集会(7月22日)

 結成集会では、前田朗さん(東京造形大学教授)が「平和を創る国際法の可能性」をテーマに記念講演。京都市民の会が取り組んだ米・バークレー市訪問の報告もされた。会場には近隣自治体からの支援者も含めて50人の市民がつめかけた。

 向日市民の会事務局長の杉谷伸夫さんは、バークレー訪問にも参加。「バークレーでは住民参加は当たり前になっている。大きな自信となりました」と報告し、今秋に予定している署名運動への意気込みを参加者に訴えた。

 向日市での直接請求に必要な法定数は約900人。署名目標については「前回市会議員選挙の投票者総数は約2万1千。その3分の1の7000筆をめざそう」との意見も出ている。

 条例化の実現へ近隣自治体の市民からも支援、激励の声が寄せられた。昨年に無防備運動を取り組んだ京都市民の会や大津市民の会が「京滋ネットワークを結成して、応援に駆けつけたい」と述べた。

ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS