2018年11月02日 1549号

【若者も活躍 デニー知事とともに/那覇市長選圧勝/闘いとった3連勝】

 10月21日、那覇市長選城間幹子現市長の選挙対策本部には約100人の支援者らがつめかけ開票を見守る。

 午後8時、投票終了直後にメディアが「当選確実」。大歓声が上がり、オール沖縄式の手をつなぐバンザイ=B早速カチャーシーも飛び出す。ミキティー(みきこ先生<ティーチャー>)を支えた若者たち発案のフィンガーパフォーマンス≠ェ何度も繰り返された。城間さんは「翁長(おなが)前知事の遺志を継ぐ候補が知事選、豊見城(とみぐすく)市長選に続いて評価された。玉城(たまき)県政の力強い後押しだ」。3連勝にうれしさもひとしおだ。

 駆けつけたZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)沖縄メンバーは「翁長さんが亡くなった悲しみにくじけず、バトンをつなごうの思いが勢いになった。若者も明るい雰囲気をつくりだした。豊見城でも、那覇でも、辺野古をはっきり訴えて受け入れられた勝利。県民が新基地NOで団結し、一丸となってかちとった3連勝だ。勇気をもらった」と喜びを語る。

2面に関連記事)

ZENKO参加団喜びの声/ともに平和な国へ

 10月14日、那覇市長選の城間さん出発式に参加し、15日は辺野古ゲート前に。沖縄戦跡や瀬長亀次郎さんの不屈館も訪れました。

 13日からの3日間で、まず、戦後、米国の支配下となった沖縄の人たちがどう闘ってきたかを学びました。それが今につながっている。米軍基地の周りに住んでいる人たちの暮らしの問題がある。ところが、日本政府は沖縄に基地を新設しろ、と。県民はもう基地はいらないと答えているのに、政府は聞かない。

 私から見て、沖縄は米軍基地がなくても十分にやっていけると感じました。独自の文化があり、自然も豊かないいところだと思います。けれど、安倍内閣は基地新設という無理難題を押し付けようとしている。今回、県知事になった玉城デニーさんは前翁長知事の遺志を受け継いでいる。デニーさんの思いが今の県民の心情だと思います。

 20日那覇市長選は城間さん再選! 私たちも沖縄の人たちを見習い、今崩れかけている安倍政権を倒し、安全で平和な国になってほしいとの思いでがんばっていきたい。

   (大阪市・福永篤志)



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