2020年01月24日 1609号

【林市長リコールでカジノを止めよう/直接請求署名受任者 拡大中/横浜市】

 横浜市ではカジノ誘致撤回・林文子市長リコールを求める声が大きく高まっています。全18区市民説明会で、市長が市民の声を全く聞かないことが明確になり、怒りは増すばかり。

 私たちは林市長リコール直接請求の受任者(リコール署名を集める人)登録の活動を鶴見駅東西自由通路で行っています。12月26日49人、27日72人、1月5日68人と3日間で189人の方が登録。「絶対に許せない。市長は何を考えているのか」「他にやることがあるでしょ。辞めさせるべき」と登録用紙、返信封筒を持ち帰る方も出ています。

 反対運動は市長リコールと住民投票条例制定の2つの流れがあります。私たちは、カジノ推進派が市議会の6割を占める中、市長リコールを全勢力で取り組むべきと考えていますが、互いの立場を尊重し共同の運動をつくるため12月31日、「カジノ反対のすべての個人、市民団体、政党が力を合わせ、林市長リコール(解職)成功でカジノを止めましょう」というメッセージを発表。「その通り。これ以外にないでしょう」との声が寄せられています。

 鶴見区では「みんな集まれ!カジノ反対鶴見の会」が、説明会会場前宣伝など共同行動を重ねています。

 今年前半が最大の山場。横浜の闘いから、安倍政権のカジノ構想に風穴を開けていきたいと思います。

(平和と民主主義をともにつくる会・かながわ 青島まさはる)


「カジノあかん」と10時間座り込み 飛び入り参加の市民も 大阪市

 「平和と民主主義をともにつくる会・大阪」は1月6日、「市民の金をまきあげるカジノ・都構想あかん」と城東区役所前で「カジノは要らない」署名。40代の男性が「僕が今まさにギャンブル依存症で苦しんでるんです」と30分近くも話し込んだり、とスタッフ10人で33筆が集まった。

 翌7日は冷たい雨の中、朝から10時間、大阪市役所前で「カジノあかん」座り込み行動。維新松井、吉村府・市政の無法なカジノ推進に、市民の声を直接ぶつけようと20人のスタッフがリレートークで訴えた。

 初参加のIさんは「寒いのに頑張ってるねえ、と励まされたり、飴の差し入れも。諦めず声をあげることが大切。疲れたけど充実した一日だった」と晴れやかな笑顔。チラシを受け取った若い女性に「どんな団体?」と問われ、渡したMDS新聞の話もし、「実は初めてこの行動に参加した。みんな何とかしたいという思いで座り込みに参加している」と一生懸命話すと共感してくれ新聞の試読も。

 歌声に誘われ40代の男性が「カジノは絶対あかん」と一緒に座り込む場面もあり、寒さを吹き飛ばし、熱くアピールした一日だった。

(平和と民主主義をともにつくる会・大阪 田中秋子)

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS