2020年02月14日 1612号

【各地でZENKOスタート集会】

日韓連帯で東アジア平和を イラン戦争NOの行動も 兵庫

 ZENKO兵庫は1月26日、西宮市内で「安倍政権を倒して 東アジアに平和をつくろう! 2020年 ZENKOスタート集会&『日韓ユース平和参加団in済州』報告会」と題して、実行委員会を持ちました。阪神・市民放射能測定所スタッフなど様々な運動分野からの参加もあり、26人で会場いっぱいでした。

 緊迫するイラン情勢と自衛隊中東派兵問題について基調提起。その日の午前中、尼崎で行われた「イラン戦争NO!世界抗議デー」行動の報告もされました。

 1月10日〜13日の「日韓ユース平和参加団in済州」の内容をZENKO兵庫から参加した阿部雄介さんが報告。連日朝から夜遅くまで目いっぱいに、でも和気あいあいと活動し、特に済州4・3事件が心に残ったそうです。会場からの感想では「日本の政治は過去の侵略を反省していない」との発言もありました。

 2月25日から沖縄で取り組まれる「新しい基地なんていらない 連続5日大行動U」に参加するメンバーは、その5日間、西宮や尼崎でも連続行動をすることを呼びかけました。次回2月9日の実行委員会で内容を深めていく予定です。

 7月「ZENKOin大阪」に向けた元気の出るスタートになりました。

(ZENKO兵庫・加瀬秀雄)


平和に人間らしく生きる権利 3・6対市交渉、3・29上映会へ 大阪・寝屋川

 2月1日、大阪府寝屋川市内で2020ZENKOスタート集会“私たちには、平和に、人間らしく生きる権利がある”が約20人の参加で行われた。

 冒頭、事務局が安倍政権の末期的状況の情勢と寝屋川市での取り組みを紹介し第1部へ。日韓ユース平和参加団in済州を担った若者が「現地で話を聞き、社会を変える大きな力にしたい」と力強く報告。また、イラン戦争と世界の反戦運動も紹介され、ZENKOの国際連帯の意義を共有した。

 第2部の「生活破壊を許さない交流・アピール」では、介護職場で働く男性が「手当が少し上がっても現場は深刻な人手不足。休みが取れない現実は変わっていない。介護保険制度自体の問題を解決しないことには」と実態を語り、参加者は「必要な人が使いたくても使えない制度を何とかしてほしい」と福祉切り捨ての窮状を訴えた。

 3月6日の寝屋川市交渉、3月29日沖縄の基地を描く『ドローンの眼』上映会(14時〜ふらっと ねやがわ)をはじめ地域網の目上映会などで、市民要求を実現し寝屋川から大阪を変えようと呼びかけられた。
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