2020年02月28日 1614号

【地域の声を力に 広がる戸別訪問/あなたもドアをノック! わが街のうれしい出会い】

 DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)の戸別訪問活動に励まされ、私たちZENKO兵庫も今年に入って3回ほど集合住宅を訪問。思いがけないうれしい出会いがあった。

 留守などが多い中、お話しできた2軒は在日朝鮮人家庭だった。いずれも高齢の女性が快くドアを開けていただき、「在日ですけど、署名はできるんですか?」と安倍退陣署名に協力してくださった。

 女性の一人は「安倍さんは嘘の塊。本当にひどすぎます。朝鮮学校の無償化はずしなんて本当に腹が立ちます。在日の私たちがどんな経緯で日本に連れてこられたか知っていたら、こんな扱いができないはず。日本人と全く同じに税金を払っているのですよ。朝鮮学校の若い先生たち、給料の支払いが遅れ遅れになっていて気の毒。あなたたちのような方がいることに感謝したい。また何かあったら署名しますよ」と一気に話し、ZENKO兵庫の通信読者にもなってくださった。

 今後、朝鮮学校の原点である阪神教育闘争を描いた『ニジノキセキ』上映会、署名活動など私たちの取り組みにも積極的にお誘いし、つながっていきたい。

(ZENKO兵庫・三橋英子)
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