2020年03月06日 1615号

【2020ZENKOin大阪へ/各地域で取り組み始まる】

 7月25、26日に大阪で第50回ZENKOが行われる。ZENKOの運動を地域に広げようと各地で集会が開かれている。

本土で基地問題広げるのが一番の連帯 京都

 ZENKO京都は2月15日、JR長岡京駅前の総合交流センター「バンビオ1番館」で、『東アジアの平和をつくる2020スタートのつどい』を開催。36人の参加がありました。

 西岡信之さん(ZENKO全国事務局長)が最新の沖縄報告。辺野古新基地は間違いなく地盤沈下が起きるなど、建設続行は絶対無理だと確信がもてました。

 参加者から「阻止行動に行きたいが体が悪く難しい。何ができるでしょうか」と質問が出ました。西岡さんは「沖縄で闘っている人は、ZENKOが全戸訪問で基地問題を訴えていることを高く評価してくれてます。本土で広げることが一番の連帯」と熱く、丁寧に答えてくれました。「そうやわ、沖縄のこともっと知らせなあかんわ」と納得した感想が出ました。

 田中拓真さん(ZENKO共同代表)の「日韓ユース平和参加団」報告も、「済州(チェジュ)島のことをもっと知りたくなった」など積極的な感想ばかりでした。

 つどいでは、向日(むこう)市で行った「桜を見る会」シール投票で安倍批判が圧倒したとの報告や関西生コン労組弾圧やL・I・A労組争議、朝鮮学校差別問題への支援の訴えなどがありました。

 あらゆる問題を引き起こしている安倍政権を一刻も早く退陣させよう、7月のZENKOin大阪を成功させようと確認できたつどいになりました。

(ZENKO京都・佐藤和利)


安倍・維新もうゴメン カジノもNO! 大阪

 平和と民主主義をともにつくる会・大阪は2月22日、大阪市城東区で「夢ある愛ある大阪を一緒につくろう!山川よしやすと語るつどい」を開催した。

 はじめに「トランプのイラン戦争にNO!世界の市民は立ち上がる」と題する動画上映と日韓ユース平和参加団in済州の報告で、世界での平和を求める運動の広がりを共有した。

 つどいは「平和な暮らしを求めて日本&世界の人々が集う2020ZENKOin大阪スタート」を掲げる。山川よしやす代表は「今こそ改憲と戦争推進の安倍政権を倒し、大阪市においてカジノをなくし維新大阪市政を変えよう。ZENKOin大阪に運動をもちよろう」と参加を呼びかけた。

 会場が一体化する場面があった。自己紹介タイム&「私の言いたい」プラカードづくりだ。「私はギャンブル依存症になり長い間、借金などで子どもたちに迷惑をかけてきた。だからカジノには反対だと言いたい」「ギャンブル依存症に苦しむ市民の姿を見れば、行政は所管外などと逃げてはいけない」と話が出る。参加者一人ひとりが思いを込めてプラカードを創りあげた。

 つどい後、参加者は「カジノよ〜じん。火のよ〜じん」と拍子木を打ち鳴らしながら街頭へ。京橋駅前での「カジノ反対署名」活動も注目を集めた。

 会は、3月1日に「カジノはいらない!市民集会〜横浜と大阪を結ぶ〜」を、同5〜6日大阪市役所前で「カジノはいらん」連続40時間座り込みを行い、カジノを止める先頭に立つ。(詳細は山川よしやすサイト

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