2020年03月13日 1616号

【ZENKO参加団 沖縄連続大行動】

 市民団体「あつまれ辺野古」は2月25〜29日、新基地阻止をめざす連続5日大行動Uを展開。ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)沖縄参加団はともに闘い、兵庫の5日間行動をはじめ各地で連帯の取り組みが行われた。

市民の行動で基地建設は止められる

 私は、25日から27日まで連続行動に参加した。

 連日長時間にわたる抗議も、本部(もとぶ)島ぐるみ会議からの差し入れにホッとしたり、声を出したり、歌ったりと明るく楽しく乗り越える。

 参加して感じたことは、現地に足を運ぶ人数はさらに必要だが、基地建設を止めるのは市民の行動で可能だということ。機動隊がいなければ進まないのだ。

 辺野古に運ばれる粘土質の赤土はひどいもので、どれほど美しい海を汚すのかと怒りを新たにした。離島に運ぶ工事用土砂とは全く異なることがよくわかった。

 また、民間警備員が多数配置されていた。ここにも多額の税金が使われていること自体おかしいのだが、現場は粉塵がひどい。警備員にマスクはなく「車両通ります!」と直立不動で繰り返す姿に、基地建設という利権に群がる勢力がいかに人権を踏みにじり、環境破壊をつくり出しているかを肌で感じた。

(東京・全交南部・稲垣千津子)

辺野古の海の命をどれだけ無残に奪ったか

 2月24日の「あつまれ辺野古」全国交流会、および連続行動5日間のうち2日間に参加しました。

 無事釈放された儀保さんの後、時間をおいて奥間さんも入れ替わり交流会に参加。お元気な姿で、突然の不当な逮捕にもかかわらず気丈な様子に、かえってこちらが勇気づけられました。

 交流会では、カヌー隊で頑張っている女性のお話が特に印象的でした。

 「辺野古の海に投入された土砂は全体の1%に過ぎないなどと言われているが、1億人の1%は100万人なんです。1%のサンゴたち、ひいては100万の命が死んだということは大変なことですよ。また壁で区切られたのは4分の1でもうここは復元は不可能です」

 この言葉が私の胸にずしりと響き、美しい辺野古の海の命をどれだけ無残に奪ってしまったかを思いました。

 人間が自然の一部であるならば、これ以上の自然破壊を続けることには断固として反対し、これからも行動していきたいです。

(大阪市・つよこ)



今、戦争・改憲・腐敗と生活破壊の安倍政権を倒すとき MDS(民主主義的社会主義運動)集会

★阪神集会 3月14日(土)18:00〜 尼崎市女性センター・トレピエ(阪急「武庫之荘」下車)
★京滋集会 3月15日(日)14:00〜 こどもみらい館(地下鉄「丸太町」下車)
★岡山集会 3月20日(金休)14:30〜 岡山県立図書館(路面電車「県庁通り」下車)
★大阪集会 3月21日(土)13:30〜 エルおおさか南ホール(京阪・地下鉄「天満橋」下車)
★東京集会 3月22日(日)13:30〜 大田区入新井集会室(JR「大森」下車)

主催:MDS(民主主義的社会主義運動)
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