2020年03月27日 1618号

【突然の休校で困惑する親子 人権守れと声を上げよう 大阪でデモ】

 「緊急事態宣言」法が可決された翌日の3月14日、ZENKO関西は緊急集会とデモで抗議した。集会では「平和と民主主義をともにつくる会・大阪」代表の山川よしやすさんが怒りの主催あいさつ。「首相の一言で移動や集会の自由、言論・表現の自由が制限される『緊急事態宣言』は民主主義破壊の極致、これを突破口に憲法改悪を狙っている。絶対に許さないと市民の声をあげていこう」

 子どもが支援学校に通う母親は、突然の休校宣言でどんなに困っているかを切々と訴えた。「子どもは多動や夜尿も増え、自分も学童に送るため朝の勤務時間を遅らせ、昼休憩なしの通し勤務」。ネットで集会を知り京都から駆けつけた私立校勤務の教員は「準備も根拠もないのに子どもだけを閉じ込めないで!」と手作りプラカードを掲げた。「卒業式直前の休校宣言で学校現場は大混乱。安倍首相会見では、納得できる説明をしてほしい」

 ネットやチラシで知り駆けつけた人もあり、「緊急事態宣言ムチャクチャ危険/外出禁止、イベント禁止/文句も言えない、人権守れ/安倍を倒して命を守ろう」とコールした。
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