2020年04月03日 1619号

【「コロナ自粛」に歯止めを 市長、議員へ要請やってよかった 大阪・枚方】

 枚方(ひらかた)市では、新型コロナウイルスで3月2日から休校になると同時に、公共の施設(市民会館や生涯学習センターなど)が軒並み使用中止となり、市民の様々な活動に影響が出ています。このような状況を見過ごさず市民の声を行政に伝えようと、3月18日、「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」(市民の会)8名で、市長・教育長に対し7項目にわたる要望書を提出しました。

 市長公室では、市民の状況を説明し、一斉休校と使用中止について法的根拠を明らかにしてほしいと訴えました。議会事務局にも提出し、無所属議員と自民党議員に面談することができました。無所属議員からは「市民活動の制限・沈滞ムードは良くない。議会としても積極的に動かないといけないが、行政追随になっている」という実情と、あわせてマスクの配布状況も聞くことができました。

 先週、市民の会のミーティングで「仕方がないという自粛ムードに歯止めをかけるため、今声をあげなければ」と急きょ決めた要請行動でしたが、取り組んで良かったです。

(大阪・平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会 戸川悦子)

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