2020年05月01日 1623号

【検査・医療充実は国の責任 総がかり行動が緊急宣伝】

 4月19日、STOP!安倍改憲発議 総がかり行動 緊急街頭宣伝(東京・有楽町)に約60人が参加し、感染防止の2b間隔をとりスタンディングと怒りのリレートークで市民に訴えた。

 「労働組合で“コロナ何でも相談”をした。10本の電話は鳴りっぱなしで、塾や美容院経営者の悲痛な声。給料不払いの派遣労働者は『会社も大変』。『10万円支給されるか』と生活保護受給者。アルバイトをなくした大学生、奨学金利子を背負い給料減額された青年労働者に、せめて授業料や奨学金返済の猶予を」(全労連・長尾ゆりさん)「緊急事態宣言が出され、自治体が会場を貸さない。市民がとりやめる。2方面から学習会や集会、デモのほとんどは消えた。由々しい事態だ。知恵を絞り同調圧力をくぐって表現の自由を確保する努力を」(総がかり行動・高田健さん)

 「医療現場が深刻で医療崩壊の危機。マスク、防護具、人工心肺装置も足りない。用意した108兆円中、医療には1500億円。検査拡大と医療充実は国の責任なのに、何をしているのか」(憲法共同センター・小田川義和さん)「安倍政権は自粛を言うが、国会で改憲論議、年金改悪を進め、武器の輸出、沖縄の基地建設は全く自粛していない」(全労協・全国一般労働組合東京南部)と続いた。

 最後に司会の菱山南帆子さんが(1)5月3日「平和といのちと人権を!憲法集会2020」国会正門前よりネット中継(2)5月12日17時30分〜新宿西口スタンディングと行動提起した。

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS