2020年05月29日 1626号

【ZENKOスピーキングツアー・ゲスト 奥間政則さんがアピール 今こそ声を上げるべき】

 5月31日のZENKOスピーキングツアー(横浜・鶴見)でゲストとして報告する「あつまれ辺野古」共同代表、沖縄ドローンプロジェクトの奥間政則さんからメッセージが寄せられた。

 みなさん、今こそ声を上げるべきだと思いませんか!

 世界中の国が新型コロナ対策で効果をあげている中、私たちの国は国民に対して自粛を求めるだけで経済的な支援も不十分で、検査体制もいまだに確立していません。

 台湾では2003年4月のサーズ(SARS)の感染拡大を教訓に、韓国では2015年5月のマーズ(MERS)の感染拡大を教訓に、新型コロナの封じ込めに成果をあげています。

 日本が隣国を見習わないのは「優生思想」が根底にあり、アジア諸国の中で日本は一番優れた民族という幻想をいまだに持ち続けていて、植民地だった韓国や台湾の考えを受け入れる気がないからだと思います。

 また、韓国では新型コロナの感染拡大に伴う災害支援金の財源を確保するために、軍事費を削減して財源に充てました。

 一方日本は真逆で、沖縄の現状を見ればよくわかります。辺野古では工事関係者がコロナに感染して現在工事は止まっていますが、6月7日の沖縄県議選が終われば工事が再開するでしょう。宮古や石垣では自衛隊の基地建設工事が普段と変わりなく動いています。

 日本は国民を救済するどころか軍事費にどんどん税金をつぎ込んでいるのです。

 国民に訴えたい! いいかげん目を覚ませ! 一緒に闘おう!



「復帰」48年を問う官邸前緊急行動 日米の植民地支配を断ち切ろう

 「復帰」48年、変わらぬ基地負担と軍事要塞化、日米の植民地支配を断ち切ろうとスタンディングで首相官邸に向かい抗議する人びと。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが呼びかけたこの行動では「ミサイル基地建設に使う税金は島の医療体制構築に振り向けよ」と求めた。(5月15日・東京)

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