2020年05月29日 1626号

【大阪 枚方市 市民の会で連続Zoom学習会 5・27ワンデーアクションへ】

 大阪府枚方市では緊急事態宣言以降、会館などが閉館、チラシの印刷もできなくなりました。集まり自体困難なため、Zoomを取り入れてみようと4月29日のコロナ学習会で初挑戦。感染防止のため外に出ないようにしている人もこれなら参加してみようと約40人が参加し好評でした。

 5月10日、「命・健康・生活を守れ!市民のつどい」を、会事務所ほか約20か所をZoomでむすび開催。平和と市民自治のまち大津をともにつくる会代表の中川哲也さんを招き、約40人が自治体民営化に道を開くスーパーシティ法案(国家戦略特区法案)を学習しました。

 緊急事態宣言の陰で、本来市民の命と生活・人権を守るべき自治体の主体性が奪われることを聞き、「初めて知った。報道されないのはなぜ?」「コロナ禍でのどさくさにまぎれて、ズルすぎる」「今はコロナ対策に集中して予算も回すべき」との意見が出ました。

 市民の会は5月8日、枚方市に対しコロナ対策について2度目の要請書を提出。「なかなか増えない検査数、どうなっているのか」「介護施設にはマスクや衛生用品が足りない」などを訴えています。15日の市議会では、住居確保や妊婦・ひとり親世帯・就学援助認定世帯に特別給付金支給など補正予算が決まりました。

 私たちは「コロナ対策予算をまわせ」と訴え、27日枚方市ワンデーアクションで声を上げたいと思います。

(平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・戸川悦子)
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