2020年06月12日 1628号

【大阪・枚方市ワンデイアクション 検査を介護支援を 3度目6部署に要請】

 5月27日、枚方(ひらかた)市民の会は、コロナ問題で3度めの対市要請行動となるワンデイアクションに取り組み、6つの部署を訪れました。

 コロナ緊急署名やアンケートの街頭、緊急訪問行動で市民、会ニュース読者から切実な要望が寄せられています。その内容をまとめ、▽検査件数を増やしてほしい(体調不良で相談しても検査してもらえずたらい回しされPCR検査実施まで3週間かかった実体験から)▽小規模介護施設の経営は大変、市として支援をしてほしい▽一人暮らしの高齢者に対してこれまで以上の支援を▽休校で学校給食の食材はどうなっているか、子ども食堂などとの連携を▽アルバイトがなくなり困窮している大学生・専門学校生への支援を▽総合相談窓口設置を―などを追加要望しました。

 私が訪ねたのは教育委員会で、コロナ関連では初の要請となり、学校給食担当者に聞きました。食材について、一部はフードバンクや市民病院に、他は業者保管など休校による損害はないとのこと。いきなりの休校で再開も読めず混乱と苦労、食材業者の大変さなど実態もうかがわれました。

 過去の要請項目も含め、回答の多くは後日に。各部署では、丁寧な対応もありましたが、再度の要請に対して「議員に言えばとか、いつまでやりとりが続くのか、と市民の声に真剣に聞かない場合があった」と憤りを語る参加者も。市民が声を出していくのは当たり前で、会として引き続き要請を重ねるのはとても重要と改めて感じました。

(大阪・平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会 戸川悦子)

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