2020年06月19日 1629号

【改憲発議反対署名24万筆を提出 安倍9条改憲NO!全国市民アクションなど】

 今年初めから集めてきた「安倍9条改憲NO!改憲発議に反対する全国緊急署名」24万257筆が6月4日、衆院第2議員会館前で立憲野党国会議員に手渡された。

 総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんがあいさつ。「安倍政権下での改憲に賛成しない声がどの世論調査でも圧倒的多数。草の根で、街頭で困難を克服しながら署名運動を発展させよう」と呼びかけた。

 国会議員は「コロナ禍の中で政治がやるべきは、憲法が保障する一人ひとりの最低限の生活、命を守ること。決して改憲ではない」(立憲民主党・近藤昭一衆院議員)「自国民に連邦軍の銃を向けさせようとするトランプ大統領への批判が高まっている。差別されている黒人と基地を置かれ続けている沖縄は一緒だと感じる」(沖縄の風・伊波洋一参院議員)と訴え。

 改憲手続きを定めた国民投票法改定案の今国会成立は見送られた。署名提出行動参加者からは「かつてない怒りが安倍政権を追いつめている」「距離をとったスタンディング、手紙での署名依頼に各地で取り組んだ」「街頭署名に通行人からとてもやさしい目が。多くの人が行動することを支持してくれている」など確信に満ちた発言が続いた。

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