2020年06月19日 1629号

【命・人権・生活を守るスピーキングツアー関西集会 地域会場をオンラインで結び360人 命・人権が優先される社会へ】

 6月7日、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の「軍事費削ってコロナ感染対策に!命・人権・生活を守る2020スピーキング・ツアー」関西集会が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大阪市内のメイン会場と20か所の地域会場をオンラインで結び、リモートでの個人視聴70人を含め約360人が参加した。
 基調報告では、市民の命と生活を守るために安倍政権を打倒する闘いが提起され、メイン会場で「あつまれ辺野古」共同代表の儀保昇さんが、広島会場からは前岩国市議の田村順玄さんが基地の現状と闘いを報告した(要旨別掲)。

 京都府丹後半島宇川の米軍Xバンドレーダー基地問題を訴え4月市議選で当選した永井友昭さんは「安倍政権を1日も早く打倒し、宇川をまともな地域に変えたい」とメッセージ。

 コロナ禍による生活悪化の中、闘いの報告が続く。

 憲法いかそう茨木市民の会は、市へ要請に行き、出産明けで求職活動が困難な中、乳幼児の保育延長を確認。参加した母親は「同じ状況で苦しむすべての母親父親にも適用されるよう、市への要請を強めたい」と決意を表明。ZENKO兵庫は、戸別訪問や街頭で集まったアンケートの「もう生活できない」などの声に応え、自治体への要請を継続する。

 平和と民主主義をともにつくる会・大阪は、重度自閉症児を持つ共働きの保護者が、休校や短縮授業時に休暇を取らずに対応できるよう市に放課後デイサービスの利用時間延長を求め、延長を実現した。

 MDS(民主主義的社会主義運動)書記長山川よしやすさんは「コロナ危機で、グローバル資本の支配か、命を守るのかの対決が浮き彫りに。私たちは、軍事でなく命をという新しい社会を求める」とアピール。

 行動提起では、中央省庁要請や地域の行動、MDS集会とともに7月の「2020ZENKOin大阪」への参加が呼びかけられた。フィナーレは、オンラインでつながった各地の参加者がみんなでコール。新たな挑戦への1歩を刻んだ。





コロナ危機から命と生活を守る! 安倍政権を倒し民主主義的社会主義へ! MDS(民主主義的社会主義運動 Movement for Democratic Socialism)集会

関東

◇6月20日(土) 千葉(市川教育会館、14時〜)

◇6月21日(日) 東京南部(入新井集会室、13時〜)

◇6月27日(土) 神奈川(水晶院別館、13時〜)
          東京北部(シアター1010、13時30分〜)
          三多摩(ひの社会教育センター、13時30分〜)

関西

◇6月20日(土) 堺  (サンスクエア堺、14時〜)

◇6月27日(土) 京都(ハートピア京都、14時〜)
          大阪市(京橋LAGセンター、13時〜)
          寝屋川(寝屋川市民会館、14時〜)
          阪神(西宮勤労会館、18時〜)

◇7月11日(土) 北大阪(茨木市民会館、18時15分〜)

◇7月12日(日) 枚方(枚方市民会館、13時30分〜)
          滋賀(大津市勤労福祉センター、14時〜)
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