2020年06月26日 1630号

【「大阪都構想」即時中止 万博、カジノよりコロナ対策を】

 6月11日、4か月ぶりに開かれた「大阪都構想」の制度案を議論する法定協議会(法定協)に対し、「大阪市をつぶすための計画は中止、コロナ対策に全力をあげよ」とカジノに反対する市民でつくる9団体懇談会約100人が、大阪市役所前などで市民宣伝行動。

 「コロナ対策で職員の皆さんも大変な時に、法定協を開いて強引に進めようとする維新政治に反対の声を(元衆院議員・服部良一さん)」「米のカジノ施設はすべて閉鎖、収益も見込めず赤字続き。カジノに大阪の未来を託すなどとんでもない(カジノ反対全国連絡会・新川眞一さん)」など、怒りの声が続く。

 市民が明日の生活にも窮するコロナ禍のこの時期に、都構想、カジノありきで強引に法定協採決(6/19)に突き進む維新吉村知事と松井市長。横暴は許さないと、法定協会場に向けて「法定協議会をただちに中止せよ」「万博、カジノよりコロナ対策を行え」とシュプレヒコールをあげた。

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