2020年07月10日 1632号

【7・25〜26は2020ZENKOin大阪へ 国際連帯の力でコロナ危機を克服】

 今年のZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の意義は大きく2つあります。

 一つは、新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るう中、新自由主義の矛盾があらわになっています。私たちの暮らし、命を守るためには、グローバル資本主義の支配する社会システムを根本的に変革する必要があり、その展望を示すのがZENKOです。

 安倍政権は自粛を強制しながら休業補償・生活保障をしません。持続化給付金事業は電通などアベ友会社に丸投げされ、大阪市では特別定額給付金の給付率はわずか3%と必要な人にお金が渡っていません。

 声を上げれば変えられます。自治体要請行動では、障害児デイサービスの時間延長が認められるなど具体的な前進事例をつくり出しました。市民の命を優先せず、憲法改正とカジノ・都構想を推進する安倍政権、維新・吉村府政、松井市政を打倒しましょう。

 もう一つは、第50回の記念すべき集会であることです。1971年、第1回の「職場に労働運動を」の闘いから、沖縄連帯、フィリピン、韓国など国際連帯へと運動分野を広げてきました。今回、コロナ禍の困難な状況でも、これまでのZENKO運動の積み重ねの上に海外や国内ゲストの参加が決まりました。

 国際連帯の力でコロナ危機を克服する「2020ZENKOin大阪」(Zoomでのネット参加も可能)にぜひご参加ください。

(ZENKO共同代表・田中拓真)
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