2020年07月17日 1633号

【地域から闘いと社会変革の熱い思いを 2020ZENKOin大阪へ】

コロナ禍の実態を交流 行動報告を持ち寄る 大阪・枚方

 6月27日、ZENKOを成功させる枚方のつどいを開催し、30名を超える参加がありました。世界情勢の報告から私たちの取り組みと世界はつながっていること実感。続いてコロナ禍での状況の報告を受けました。

 一斉休校そして再開で教師も子どもも混乱した学校現場。介護現場からは、マスクや消毒薬が足りない中で利用者さんや職員自身も感染しないように必死で仕事をしており、経営面でも大変なこと。民間職場では、顧客と対面する仕事が一切できずリモートワーク。出歩かないように会社からの指令で収入も減ったこと。また、PCR検査を受けるまで保健所やかかりつけ医に何度もかけあい検査にこぎつけたなど様々です。

 市民の会も、市民の要望を束ね3度の要請行動を行い、「枚方市駅周辺再整備より、コロナ対策にお金を使え」と要求を続けています。ZENKOに報告を持ちよろうとなりました。

(平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会・戸川悦子)


新基地はできない 奥間さんもZENKO呼びかけ 滋賀・草津

 7月5日、滋賀県草津市で「今、沖縄・辺野古で起こっていること―コロナ危機でも止まらない税金のたれ流し」と題し、あつまれ辺野古共同代表の奥間政則さんを招いた集会(同実行委員会<代表いちゃり場・沖縄の会高間エツ子さん>主催)を開催しました。

 奥間さんは「活断層が存在し、震度1〜2の地震でも護岸が崩壊。軟弱地盤で新基地はできない」と強調。質疑の中で「政府はイージス・アショアを断念した。時間とお金(4500億円)が理由です。じゃあ辺野古はどうなんだ。沖縄県の試算では2兆5千億かかる」と矛盾を指摘しました。

 ズームで結んだ第2会場も合わせ参加者100名にのぼり、その4分の1以上の28名から感想アンケートが寄せられたことも大きな特徴です。「技術面からみても辺野古に作ることの困難さとムダが良く分かりました」の感想も。辺野古現地での闘いによって、希望と展望が伝わった証です。

 奥間さんは、講演の最初に「2020ZENKOin大阪」の呼びかけをしてくれました。実行委の一翼を担ったZENKO・滋賀は「沖縄をはじめ反基地運動の仲間が集い、韓国・フィリピン・イラク・米国代表もオンライン参加する国際連帯のZENKOに参加を」と訴えました。

(ZENKO・滋賀 岩崎晴彦)

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