2020年07月24日 1634号

【地域でMDS(民主主義的社会主義運動)集会続く】

あなたの力が必要と呼びかけ 20代若者も共感 大阪・枚方市

 7月12日の枚方市地区集会には約40人が参加した。

 地区委員長による基調講演、医問研医師による新型コロナと対峙する講演を受け、取り組みの報告が続く。

 コロナ禍にもかかわらず、独自の予算も使わず、独自に施策も行わず、市民の命を守っていない維新市政を暴露。行政や議会への働きかけを通じて、枚方市を一緒に変えていけるイメージが示された。

 「一人では変えられないことも、みんなの力で可能にすることができる。MDSは『コロナ危機を克服し社会を変える18の政策』のように、日本を変える知恵もある。あなたの力が必要です。生きるための居場所となるMDSへ」と熱く加入を訴えた。

 グループ討議では「大学も休校する必要はなかったのか」「維新府政が進めるワクチン開発がお金儲けに利用されていること、人の命が軽視されていることに驚いた」と声が上がった。

 その場で20代の若者がMDSへの共感を示したことが報告されると、大きな拍手がわいた。

 「この困窮した社会をつくり出した新自由主義への対案がMDS。みんなで力を合わせて、社会を変えていこう」とMDS加盟が呼びかけられた。


DSAに学んだこと/市民要求を政策に 北大阪

 7月11日、茨木市でのMDS北大阪集会は、来年1月市議会選挙で議員を誕生させようとの思いが詰まった集会となった。リモートも含め約30人が参加した。

 4月市議補選を争った「憲法いかそう茨木市民の会」代表の山本由子さんは「獲得した4千票は茨木市の中で無視できない政治勢力として認められた」とMDSの存在を位置づけた。高層マンションを核とする駅前開発などを推進する現市政を諸政党が支持する中、改めて市政変革への決意を示した。「大事なことは当事者が声を上げること」

 MDSメンバーはDSA(アメリカ民主主義的社会主義者)に学んで戸別訪問で得た市民要求を、政策化し実現する活動スタイルに手ごたえを感じている。「地震で家を建て替えても補償がない」「介護報酬が低くて、よい介護ができない」「市民会館建て替えより生活道路直せ」―そんな一場面が寸劇で紹介された。コロナ禍であっても、「私はだまらない」「MDSは黙らない」と締めくくった。

 グループ討議では、安倍政権の問題点と地域課題を結んで話すことで市民の共感がより得られたなどの感想が交流された。市議選勝利への運動がMDSが掲げる政策を実現する闘いとなっていることを示した。

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