2020年07月24日 1634号

【カジノいらない!横浜パレード/「カジノの予算をコロナに回せ」/市長リコール署名10月スタートへ】

 業界最大手の日本参入断念後もカジノ誘致の方針を変えない林文子・横浜市長。新型コロナウイルスが収束しない中での誘致推進に市民の73%が「評価しない」と批判の目を向けている(6/23神奈川新聞)。横浜市のコロナ対策第一次補正予算5743億円のうち純粋な市の支出は10億円にとどまる。

 「カジノはいらない/どこにもいらない」「カジノの予算をコロナに回せ/PCRの検査を増やせ」―7月11日、「平和と民主主義をともにつくる会・かながわ」が呼びかけた「カジノいらない!横浜パレード」は、リズム感あふれるコール&レスポンスで街ゆく人に訴えた。

 出発前の桜木町駅頭宣伝・パフォーマンスには、「月桃の花」歌舞団、「DJ虚無僧」の清水康之さん、首相官邸前などで一人芝居を演じる右田隆さんらが登場。市長リコール直接請求署名の10月5日(予定)スタートを告げるのぼり旗が初お目見えし、マイクをとった市民も「カジノをやめようとしない市長は最後の手段としてリコールし、カジノ横浜進出を止める」(旭区在住Mさん)「カジノができたら感染者も増える。一番確実にカジノを押しとどめられるのは市長リコール」(寿町介護福祉医療関係者と市民の会)「子ども二人を育てるシングルマザーとして、中学校給食よりカジノを優先する市長、本当にリコールしたいんです」(鶴見区在住Fさん)と決意を語る。

 ともにつくる会・かながわ代表の青島まさはるさんは「徹底的に検査し、私たちの命と健康を守ることにこそお金を使うべきだ」とスピーチ。千葉県松戸市議のミール計恵(かずえ)さん、社民党神奈川県連の森英夫さんからも連帯あいさつがあった。

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