2020年08月14・21日 1637号

【8月5日に東京都と要請交渉 検査拡大、医療拡充要求に回答求める】

 全交関東実行委員会は7月21日、東京都に対し、新型コロナウィルス感染の急速な拡大を受けて、命と健康、くらしを守るため緊急要請書を提出した。

 その内容は、(1)検査拡大=新型コロナウィルス検査を無償で、だれでも、いつでも、何度でも受けられる態勢をつくる。特に、医療従事者、介護・保育・福祉従事者など人と接する仕事の方(都内では約80万人)を優先する。感染が確認され、休業・隔離・治療となる方と事業所への所得補償を行う。(2)医療の抜本的拡充=早急に病床と医療機器、医療スタッフを拡充する。都立病院・公社病院の独立法人化をやめ、保健所を拡充する。

 これに対する回答が8月5日、要請交渉として行われることになった。人数は制限されるが、地域の切実な声を届けるため、リモートで各地をむすぶ。世田谷区・保坂区政が大胆な検査拡大に踏み切っており、都側の対応が注目される。

 今後、さらに各自治体での検査・医療拡大の要請行動につなげていく。 
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