2020年08月14・21日 1637号

【カジノ分科会 カジノ・都構想でなくコロナ対策へ 維新倒す市民の大行動を 横浜市長リコール運動を】

 「カジノはいらない!〜維新を倒そう!大阪「都構想」は許さない!横浜林市長リコール運動を成功させよう!」分科会は、大阪と東京会場をオンラインで結びズームを含め62人が参加。基調報告、問題提起で、カジノ・都構想は8月以降秋の闘いがいよいよ正念場となることを確認した。

 平和と民主主義をともにつくる会・大阪、同・かながわは、大阪市役所前40時間連続座り込みやカジノいらない横浜パレードなどインパクトある運動を報告。

 討議の中心はどう闘いを豊富化し、一気に広げるか。

 都構想反対では、▽最も市民に反響のある「コロナの大変な時、都構想などやってる場合じゃない」を訴える▽大阪府・市議会に「協定書案」を議決させないために8月28日府庁前、9月3日市役所前アクションを行う▽市民説明会の大阪市全24区開催を求め、独自の説明会も開催する▽「御堂筋1万人パレード」レベルの行動など11月住民投票をさせない世論を創り出す―などが提起された。

 横浜市からは、カジノ推進の林市長リコール運動10月5日スタート、リコール要求署名55万筆に向けて共闘も進んできた。エンターテインメント性も重視し、人が自然と寄ってくる楽しい運動を、と創意ある提案も。

 問題提起した馬場徳夫さん(「どないする大阪の未来ネット」事務局長)は「都構想を通させない本気の運動を」と強く訴え、桜田照雄さん(「大阪カジノに反対する9団体懇談会」代表)は「維新の経済政策は失敗し、カジノに未来はない。都構想で大阪市の財源・権限を奪う戦略だ。市民の要求を掘り起こそう」と改めて強調した。

 つくる会・大阪代表山川よしやすさん、同・かながわ代表青島まさはるさんからも、市民運動の立場から街頭での対話やアンケート活動をはじめ市民の要求に根ざした運動をさらに幅広く作り出し、共闘を強固に束ねようと決意が語られた。



MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS