2020年08月28日 1638号

【“アショア”がダメなら“辺野古”もダメ 一坪反戦関東ブロックがアピール行動】

 陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画が撤回なら、もちろん辺野古新基地建設計画も撤回だ。そう訴えるアピール行動が8月10日、東京・上野で行われた。沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが呼びかけた。

 JR上野駅の公園口駅舎はこの春、約100b北に移設。合わせて車道がロータリー化され、車は公園口前を通行できなくなった。信号機も廃止され、駅から上野動物園方面へ歩道で直結。歩行者がゆったりと行き交う、宣伝行動にうってつけの場所となった。

 行動参加者は「費用:イージス・アショア4500億円、辺野古9300億円(沖縄県の試算では2兆5500億円)」「マヨネーズのような軟弱地盤。震度1でも崩壊の危険」「イージスがダメなら辺野古はもっとダメ」などのポスターを掲げ、1時間にわたってスタンディング。

 子ども連れが足を止め、大浦湾の美しい海の写真パネルに見入るなど市民の関心は高く、設計変更申請の不承認を求める意見書ハガキも5通集まった。

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