2020年10月09日 1644号

【命どぅ宝 団結まつり 10月18日開催/コロナ禍の中 生存権と人間の尊厳守る】

 今年の団結まつり(第34回)は例年の東京・亀戸中央公園ではなく、江東区亀戸文化センター・カメリアホールで10月18日に開かれる。コロナ恐慌下、正規・非正規を問わず進行する大量解雇の危機に対し、生存権と人間の尊厳を守り、「支え合う社会」を築く連帯の場となる。

 9月25日の第1回実行委員会で、名称を「10・18命(ぬち)どぅ宝 団結まつり」とすることや、「命を守る医療・福祉・介護・教育を」「コロナ危機下での解雇禁止」「『自己責任社会』から支え合う社会へ」などのメインスローガン案を決定。飲食を伴う企画は行わないが、近隣の人びとが楽しみにする北海道直送ジャガイモ・タマネギなどの物資販売のため、亀戸文化センター前の区立公園にスペースを設けることとした。

 コロナ禍の解雇・雇い止めは厚生労働省の調査でも6万439人(9/23)。雇用調整助成金の対象期間12月末以降、失業者はさらに増えるだろう。「命も暮らしも自己責任」の新自由主義と決別し、「命どぅ宝」の社会をつくろう。

大阪では11・15に

 関西の団結まつりは11月15日。「軍事費と大企業の利益をコロナ対策にまわせ! 命と生活を守る社会をつくろう! 11・15団結まつり」として、沖縄から彫刻家・金城実さんを招き、大阪市の扇町公園で行うことが9月27日ZENKO関西実行委員会で決まった。
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