2020年10月09日 1644号

【菅では命は守れない/コロナ闘争、沖縄・日韓連帯で平和を/ZENKO全国実行委員会】

 9月27日北海道、東京、大阪、広島、沖縄を結びZENKO全国実行委員会が開かれた。

 菅新政権との対決点の一つが、沖縄辺野古新基地建設阻止の運動だ。7月ZENKOin大阪の決議を受け、基地建設の設計変更申請不承認を求める意見書運動が取り組まれた。すでに全国から6千にのぼったといわれ、ZENKOも9月24日に集約分674通を提出。200通以上を集めた大阪・枚方(ひらかた)市や知人・友人に幅広く声をかけた兵庫、「街頭で協力者を増やしている」(東京・ZENKO南部)、「韓国からも届いた」など報告が続いた。今後も10月の沖縄参加団と反基地平和参加団in広島、12月スピーキングツアー、来年1月ユース平和参加団in沖縄など連帯を強める。

 また、韓国との共同行動の積み重ねから、“朝鮮半島終戦平和キャンペーン”(世界1億人署名運動)、「サード(高高度迎撃ミサイル)追加配備から3年」の連帯行動に取り組むことも確認された。

 コロナ問題での闘いでは、署名や訪問活動から「病院から発熱の診察を断られた」実態、街頭での「菅では命は守れない」と一体のアピールに大きな反響が紹介された。新たに開始された「PCR検査を無償で、誰でも、いつでも、何度でも! 医療の抜本的拡充と休業補償・解雇禁止を求める緊急署名」を11月4日の中央要請行動に集中するとともに、各自治体要請行動を強めることが呼びかけられた。
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