2020年10月16日 1645号

【コロナ危機克服 MDS18の政策 学習会で理解深まり、次も期待 京都・山城】

 9月27日、MDS(民主主義的社会主義運動)が掲げる「コロナ危機克服18の政策」の内、課税と再配分、医療制度、生活保障の3項目について学習会を開催しました。

 コロナ危機は公的医療の貧弱さ等を明らかにしました。ですから、コロナ前の日常ではなく、医療の公営化等の、社会主義政策を展望したものも含め総合的に学ぶことができました。

 「コロナ禍でなぜ株高になるのか。日銀が株に投資する理由が分からない」、「医療施設の国有化を主張するのは理解できるが、その財源を明確に示さないと対抗できないのでは」との意見も出され、より理解が深まりました。

 事前に項目ごとの学習内容を相互検討しパワーポイントを準備したのは、理解の助けになりました。資本の目指すコロナ後の姿(裁量労働制、副業推奨)や医療費システムの説明にも及びました。また、生活保障政策では、ベーシシックインカム(最低限の現金一律支給)についても議論となり、良い勉強になりました。

 小規模な学習会でしたが、「意見を言いやすかった、次回も参加したい」という感想に是非応えたいです。

(MDS京都・山城 神田)
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