2020年10月23日 1646号

【リコール署名集め始まる カジノ推進の林横浜市長を辞めさせよう 連日100筆を超える賛同】

 公約を破ってカジノ誘致を推し進める林文子横浜市長は辞職せよ。「さよならカジノ鶴見リコール署名センター」は10月9日JR鶴見駅東西自由通路で、憲法・地方自治法が保障する市民の直接請求権を行使し市長リコールを求める署名集めの活動を開始した。

 署名活動に先立ち、署名簿5000冊を綴じ合わせる作業と並行して受任者説明会。雨の中、多くの人が訪れ、「林市長は本当に許せない」「お知り合いの方からもぜひ1筆を」「受任者登録したはずなのに署名簿が届かない。チラシを見てここへ取りに来た」と会話が弾む。

 東西通路には「皆さん、署名してね」の横断幕や「市長さん、ウソをついてはいけません」のパネル、「開港160年の歴史に汚点を残すな」ののぼり旗などが並んだ。署名記入台が設置されるや否や、近づいてきてペンを走らせる人も。「もう署名したよ」「それは住民投票条例制定の直接請求署名。これは市長に辞めてもらうための署名です」。そんな説明もしばしば必要になる。

 署名集めに携わる市民が次々にマイクを握る。「有権者の約6分の1=約50万人の署名で、市長解職の是非を問う一票投票が実現できる」「カジノより無料のPCR検査、介護保険料引き下げ、中学校給食、少人数学級実現を」「市議会で林市長は『国がナショナルプロジェクトとして支援していただいている』から従うと答弁した。許せない」「カジノはギャンブル依存症製造装置。今年の予算だけで山下ふ頭の整備など合わせて80億円近くをカジノにつぎ込もうとしている。カジノの赤字補填にも税金が回される」

 この日は104筆、翌10日も120筆の署名が寄せられた。「家族全員に書いてもらうわ」「声をかけられる知人がいる」「横浜市の行政区全18区分がほしい」と署名簿を持ち帰る人も少なくない。

 署名センターは11月2日18時半から鶴見公会堂ホールで、鶴見区の目標5万筆達成に向けた集いを開く。

◆署名センター事務所
 鶴見区佃野町1-7深谷ビル1階(10〜17時)
 電話 090-6536-1533

◆カンパの送り先
 ゆうちょ銀行口座 00280-0-91347

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