2020年12月04日 1652号

【菅政権と対決し民主主義的社会主義へ 各地でMDS集会開く】

 11月21〜23日、MDS(民主主義的社会主義運動)地域集会が開催され、「菅政権の新自由主義路線と対決し、民主主義的社会主義に進もう」と呼びかけた。(2面に基調講演要旨)

住民投票勝利の市民の力で 維新政治ノー 命を守る市政へ/大阪市

 11月22日大阪市地区集会はズームも含め約60人が参加。大阪市廃止を阻んだ住民投票勝利の意義を共に確認し、MDS大阪地区委員長が基調で「住民投票勝利の上に、コロナ対策、生活保障などの世論と運動を創り出そう」と訴えた。

 深刻な感染拡大の中、医療問題研究会医師による講演「コロナ感染症と闘う」に質問も相次ぐ。抗原検査ではなく国際基準のPCR検査を基本にすべき、かかりつけ医に丸投げは財政支出減ありきの公費検査を減らす方法、と強調された。

 小グループ討議では、住民投票までの活動で市民の力強さに確信を持った経験が交流された。また「街頭で反対票読みを多数取り組んだあなただからこそ、ぜひMDSに入ってほしい」と、大阪市の情勢を一緒に変えてきたことからともに社会を変えていく仲間になろうとの語りかけも。

 今年MDSに加盟した80代の女性は、住民投票の街頭宣伝で話しかけた30代の若者グループが期日前投票に行くことになり、元気になったことを報告した。

 住民投票で否決されたにもかかわらず、民意無視の「都構想もどき」を持ち出す維新政治は許されない。「『広域行政一元化(府市連携)条例案』の2月市会提出と『総合区』提案の撤回を求める緊急署名」の集中、大阪市役所前座り込み、翌11月23日をはじめ緊急デモなどが行動提起され、MDSに加盟してともに闘おうと強く呼びかけられた。

 
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