2020年12月04日 1652号

【カジノ反対 すべての市民でリコール成功を 市民共同アピールに共感 市長リコール署名の集い 横浜・鶴見区】

 11月21日、横浜・鶴見区で「市長リコール署名 市民のつどい」が行われ、31人が署名運動強化へ議論した。

 住民投票、リコールの2つの直接請求署名を中心にしたカジノ反対の市民の闘いは市長を追い詰めている。「ウィズ・コロナ対策」と言う一方で、コロナ以前のデータによるバラ色のIR構想宣伝など市民を欺いてでも強引にすすめる林市政に対し、リコール署名で追い込む重要性を基調で確認。市民の「リコール署名に向けた共同アピール」が発表され、住民投票条例を中心に取り組んだメンバーなど従来の立場を超えて「リコール署名を成功させよう」という流れが広がりつつあることが報告された。

 最近の行動で、ツワブキの花(花言葉は「困難に負けない」)になぞらえた俳句ツワ咲いて 市長リコール 署名する≠頂いたことも紹介。カジノネタ漫才が初登場し、元気な女性コンビが、カジノを「火事NO」にかけたり、ホラ吹き市長からふろふき大根につなげたりと、季節感ある笑いで盛り上がる。

 討議では、「署名を連携して進めたことで市長の態度を変えてきた」「私たちが動いて声を出していかないと市民には伝わらない。出ていくことで市民の期待を強く感じる」「自分をコントロールできない人がカジノで身を滅ぼす。自分の意思で判断できない人が増えている。市長もその1人だ。そんな無責任な人は辞めてもらわなければならない」と活発な意見が続く。

 まとめとして、自転車を止めて署名してくれた母親が子どもの「何してるの?」の問いかけに「カジノを作ってほしくないからやってるのよ」と答えていたことに明るい展望を感じた、これら一つ一つの取り組みが来年の市長選にもつながっていく、残りの署名期間をさらに頑張ろう、と呼びかけられた。

 終了後、10人以上が駅に移動し、リコール署名ロードを作って訴えた。

(さよならカジノ 鶴見リコール署名センター・神谷宗孝)



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