2020年12月11日 1653号【老朽原発うごかすな！関電大包囲行動 ２００㌔リレーデモへ出発】 |
| 11月３日以降、関西電力の原発はすべて停止中だ。11月23日、「老朽原発動かすな！」実行委員会主催で関電大包囲行動＆デモが行われ５５０人が参加した。 福井県小浜市の住職・中嶌哲演さんは「高浜１・２号機の安全対策工事を止め費用を廃炉費に、原発ゼロ法案審議を、と願って断食した。コロナ禍で命の大切さがわかったなら、原発は止めるべきだ」と訴えた。 関電本店から同原子力事業本部（福井県美浜町）までの２００㌔リレーデモが呼びかけられ、出発宣言。「美浜や高浜原発が事故を起こせば、何百万人もが避難を強いられ、琵琶湖の汚染では１４５０万人の飲料水が奪われる。沿道各地で老朽原発即時廃炉を訴え、最終日の12月９日には事業本部、美浜町を糾弾。何としても老朽原発廃炉、原発全廃を！ 原発のない、社会を実現しよう！」。「原発動かす菅はやめろ」などデモのコールに沿道から手拍子する若者たちもいた。 関電前プロジェクトも、福井県、美浜町、11月25日に町議会が稼働同意を強行した高浜町に要請を行い、老朽原発稼働反対を訴える。 （ＺＥＮＫＯ関電前プロジェクト・秋野恭子）  |