2021年01月15日 1657号

【暮らしを優先する市政へともに 検査拡大訴える山本よし子さん /大阪府茨木市】

 12月25日、「憲法いかそう茨木市民の会」が茨木市役所前1日行動。「駅前大型開発をやめて、命と暮らしを大切にする茨木市に変えよう」と会代表の山本よし子さんがマイクで訴える。アピールには声援が寄せられ、PCR検査拡大の署名を呼びかける行動初参加メンバーも活躍。活気に溢れた行動となった。前日の24日「桜を見る会」問題での安倍記者会見直後でもあり、自民党の宣伝カーが通ると「アベのウソつきー」と抗議の声も。

 26、27日は商店街・スーパー前でアピール。「生活がなかなかうまくいかない。山本さんにはがんばってほしい」「維新も菅も、万博やオリンピックをやっている場合じゃない」「維新はアカン」など、市民からコロナ禍での不安や怒りの声が返り、山本さんへの期待が寄せられる。

 茨木市でも、クラスターが複数発生している。だが、会が検査を増やすように申し入れても、市は「定期的検査は効果がない」との立場を今も変えていない。「市民誰もが必要な時に無料でPCR検査を受けられるようにしよう。介護・医療関係や学校・保育所の職員は定期的に検査できるようにして感染から守ろう」という山本さんの訴えは、多くの市民にストレートに響く。

 1月17日の市議会議員選挙の告示日を目前に、山本さんは「茨木市を変えよう」と市内のあらゆるところを駆け巡る。

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