2021年01月15日 1657号

【関電前大みそかアクション/「核兵器禁止条約」発効を力に原発なくそう】

 12月31日、大阪市の関西電力本店前で、ZENKO関電前プロジェクトが大みそかアクションを行った。

 11月3日から関電の原発はすべて停止中だが、電力は足りている。約20人の参加者が「危険な老朽原発を再稼働するな!原発はすべて廃炉だ!」と座り込んだ。 事務局が「12月4日大阪地裁が福井県大飯(おおい)原発3・4号機への設置許可を取り消す判決を出した。事故から10年を迎えても全く収束していない。福島県による避難者への嫌がらせ・人権侵害に抗議し、すべての原発を廃炉に追い込もう」。

 24、25日には、核兵器禁止条約批准署名、「朝鮮半島平和宣言」賛同署名に取り組み、3時間で41筆が集まったことを報告。反原発オリジナル曲『大地に深く』や、「月桃の花」歌舞団のエイサー、ZENKOジムキョクズの演奏が、寒中の参加者を励ました。

 原発立地地元との電話中継では、福井県庁前で連日アピールを続けている石森修一郎さん(高浜原発)、愛媛県でともに自治体要請を行っている門田鈴枝さん(伊方原発)、ZENKO北海道の地脇聖孝さん(泊原発)とエール交換も。

 1月22日に行われる関電本店前星空交流会は「核兵器禁止条約」発効記念ともなる。参加が呼びかけられ、「関電あかんでん! コロナの中で原発やめろ」と力強いコールでアクションを締めくくった。

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