2021年03月05日 1664号

【PCR検査拡充求め/東京・品川区へコロナ対策要請】

 1月28日、東京・品川区長に(1)PCR検査の全区民を目指した拡充(2)医療体制の強化(3)情報提供の充実などを求める要請書を提出しました。

 東京の新型コロナ感染状況は、新規感染者数は減少に転じているものの、重症患者が引き続き100人近く、自宅待機者も大量にいて病院に入れず亡くなる人も出ています。品川区も連日10〜30人もの新規感染者が出ているのに、PCR検査が1月ですら795人と決定的に少なく、大井町駅前署名行動でも「広島県がPCR検査を4つの区でするニュースをテレビで見ました」「検査しなければわかりませんよね」等の声が上がっています。

 また、どこでどのような状況で感染しているかの情報提供も無く、区民はいつどこで感染するか分からない不安な毎日を過ごしています。昨年7月、クラスターが発生した直後の商店街を知らずに歩き、ヒヤリとしたことがありました。

 そこで、平和・環境・人権しながわや憲法カフェ等に集う市民で、対策を検討し要請項目を整理して、区長あてに要請書を作成。代表3人で区の広報広聴課を訪れ手渡しました。

 対応した職員は「保健所にかかわる要請が主なので、回答には3週間見てほしい」。いま回答を待っているところです。

 今後、区長回答を受け、コロナ対策の市民プロジェクトチームを立ち上げ、評価分析し、国・都への要請行動とも連携しながら、取り組みを強化します。

(平和・環境・人権しながわ 北村純一) 
MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS