2021年04月02日 1668号

【ミャンマー軍の蛮行糾弾/コロナ対策逆行の医療改悪許すな 総がかり国会行動に400人】

 1都3県コロナ緊急事態宣言解除直前の3月19日、総がかり国会議員会館前行動に400人が集まり、「いのちとくらしと雇用・営業をまもれ!改憲手続き法強行許すな!衆参3補欠選挙勝利!」を掲げた。

 憲法共同センター小田川義和さんは「緊急事態宣言解除後の感染防止対策の一つ“医療提供体制の充実”とは、公立病院等の病床削減と医師の時間外労働を過労死ラインの2倍まで容認する医療改悪法案(医療制度改定一括法案、医療法等改定案)の衆院審議入りだった。愚弄するな」と主催者あいさつ。

 2月1日の軍事クーデターへの平和的な抗議に軍が発砲し多数の犠牲者が出ている。杉並中通(なかどおり)教会の在日ミャンマー人牧師マキン・サンサンアウンさんが登壇。「目の前で10代の子ども200名以上が頭を狙われて射殺され、2千名以上が迫害を受けている。日本の政府は圧力をかけてほしい」と訴える。「水の中に沈んでいく人を助けるために『もう一歩前に来て』とアピールするデモが行われた。日本の人も、もう一歩近づき在日ミャンマー人に話しかけて」と平和を祈る3つの指を掲げたのは共に活動する渡邊さゆりさん。

 日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キムソンジェ)さんは「遺骨を土砂とともに辺野古の海に投げ捨てさせない、玉城デニー知事を孤立させないために『自然公園法33条2項に基づき熊野鉱山に開発中止を命じて下さい』のファクスを送ろう」と呼びかけた。

 
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